皆様こんにちは。
先日行われたワラウカドの2019年産募集馬展示会にご参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。今週末にお会いできる方、楽しみにしております。
Vol.1で取り上げたモーリス産駒ですが、8月30日時点でファーストシーズンサイアーだでけでなく2歳馬の2カテゴリーの種牡馬ランキングで1位に躍り出る活躍を見せていますね。所属馬・募集馬にもモーリス産駒がいて期待も高まっています。
さて直接所属馬とは関係ない話で恐縮ですが、今週末に行われる札幌そして小倉の2歳ステークスに因んだTipsを紹介したいと思います。
舞台は両競馬場の芝コースですが、同じ芝でも質が違うことはご存知の方も多いと思います。札幌は洋芝、小倉が野芝。話には聞いたことがあるかと思いますが、これってどう違うかをご存知でしょうか?
まずは野芝ですが、これは日本在来の芝のことで昔からJRAの競馬場の芝コースに使用されています。根のつき方がしっかりしていて、スピードがモノを言うとされています。
ではなんで札幌は違う種類の芝になってるの、という話ですが、別に意図的でもなんでもなく単純に野芝は寒い場所には不向きだからなんです。
ご存知の方も多いと思いますが、札幌は一昔前まではダートコースしかありませんでした。ですが、やはり芝コースも欲しいなということでJRAの方々が知恵を絞って洋芝でコースを作った訳です。
洋芝はその名の通り外国由来の芝でケンタッキーブルーグラスなど3種類の芝を混ぜた混播になっています。こちらは寒さにも丈夫で、北海道の夏競馬開催中も緑豊かに管理ができるというメリットがあるのです。
しかし野芝と比較すると根の張り方が多少異なりクッション性が出てくることから、「洋芝だとスタミナやパワーが野芝と比較して必要だ」と言われる理由なのです。
さて、今週末の2歳ステークスの勝ち馬がどちらのタイプなのか、血統背景に特徴はあるのか、などなど考えるだけでも予想の幅が広がると思います。来年の2歳ステークスにワラウカドの募集馬が出走していることを想像しながら、今週末の競馬を楽しんでみてください。

 

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