皆様こんにちは。
今回は、先週小倉競馬場で勝ち上がったテイストオブハニーの母父Unbridled’s Songについて少し紹介したいと思います。

 

現役時代は、2歳時にブリーダーズカップジュヴェナイル(G1)を優勝し、3歳時にはケンタッキーダービーの前哨戦フロリダダービー(G1)を優勝するも本番は5着に敗れ、その後も重賞勝利をあげることは叶わず引退しました。

 

現役引退後、テイラーメードファームにスタッドインしてからは、Forever UnbridledやArrogateなど多数のG1馬を輩出し、20歳でこの世を去りました。
そんなUnbridled’s Song、日本では本年の2冠馬であり、ディープインパクト以来の無敗の3冠に挑むコントレイルや2019年のジャパンカップ優勝馬スワーヴリチャードを含む4頭のG1馬のブルードメアサイアーとして、その活躍に注目が集まっております。

 

Unbridled’s SongはJRAにおけるブルードメアサイアーランキングTop20の中での勝率が昨年度第1位。通算成績でも50%に迫る驚異的な勝ち上がり率を誇っており、この数字は昨年のブルードメアサイアーランキングTop 20に登場したサンデーサイレンスやStorm Catなどの面々を抑えて堂々の1位を記録しております。母数の違いがありますので単純比較はできませんが、立派な成績であることは間違いありません。

 

テイストオブハニーの勝利により、母としてJRA登録馬の3頭中2頭の産駒が勝ち上がったスウィートアンドフローレス。Unbridled’s Songをもつ貴重な繁殖として今後の活躍に期待しています。